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オホーツク網走マラソン2017・レポート2 [マラソン:レポート]

スタートよりS氏と併走。S氏は8月の北海道マラソンで自己ベスト更新。その後も調子が良さそうなので今回も期待が持てる。

私の方はというとトレーニング不足で9月前半までは完走もおぼつかないのではと思うほど体力が低下していた。そこで、レース直前に詰め込むことを決断。レースが近づくにつれてトレーニング負荷を下げていくのが通例だが、今回は体にスイッチが入るまで負荷を上げてみることにした。9/16(土)~17(日)は台風の影響もあり、まったく走らず、18日(祝)から21日(木)までに約38kmを走破、このレースが終わったら1週間で約80km走るという、まるでウルトラマラソンのシーズンかと思うトレーニング量。

正直なところレース当日まで両脚の疲労感は抜けきれておらず、ずしんと重いまま。レース直前の超回復はあるんだろうかと不安のままスタートしていた。そんな不安を抱えたままだったが、前半は想定よりも早いペースで進んでおり、昨年のようにネガティブ・スプリットができ、4時間30分を切れるかもしれないと思うようになっていた。S氏とともにサブ4.5が実現できれば良いと淡い期待も持っていた。

25km地点通過はネットで2時間42分27秒、5kmラップは31分51秒、ペースは6分22秒/km

25kmではバナナを補給。「天才ビートくん」には気づかず。念のためエナジージェルを携行していたが、やはり給食が充実しているので使う機会がない。補給後に軽くストレッチ。振り向くとS氏の姿が見えた。私の姿を目視できていれば追いついてくれるかもしれない。

25.6kmあたりから約3kmの折り返しコース。能取岬折り返しで会えなかったK氏に会えるか?昨年は早々にハイタッチできたが、昨年よりハイペースで走っているはずなので難しいかも。26kmを通過、すれ違わない。折り返しランナーを凝視していると、実はペース維持が難しい。折り返しが終わって次のエイドステーションまでペースは考えないことにした。反対側に給水ポイントが見えたら折り返し地点。その折り返し地点のさらに奥の方に32kmの交差点が見える。約5kmも先の地点がコース取りの関係で目と鼻の先。K氏が見えないものかと目を凝らしたがわからなかった。

27km地点は給水&スポンジポイント。かなり涼しくなっており走りやすくはなっていたが、首筋や腕を冷やしたくてスポンジをもらう。その直後、S氏とすれ違い。1kmも離れていないのではないか?次に高校のA先輩とハイタッチ。早々にこちらを見つけてくれて手を振ってくれていた。これが嬉しい。能取岬ではタイミング悪く会えずにいた。しばらくするとH君もやってきた。ちょっと疲れた様子。少し離れてK先輩もやってきた。あとはポッポさんだけ!

29km関門手前で左折。ここで折り返し区間は終了。残念ながらポッポさんとは再会できず。そんなに離れることはないと思っていたが、彼女にハプニングがあったとは露知らず。顛末はポッポさんのブログでどうぞ…

関門を通過し「レイクサイドパーク・のとろ」に入っていくと応援の方から「651番、いい走りしてるよ!」と声援。名指しで応援とは嬉しい限り。そしてこの大会最大のエイドステーションに到着。

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まっさきにしじみ汁をいただき、口をつける前に隣の長天をもらい、長天を頬張りながらコーラを手に取るという忙しさ(笑)。ベーグルはパスした。最後にエアーサロンパスがあったが今回はお世話にならず。飲食を終え、ストレッチをしてラン再開。公園を出たら30kmだ。

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30km地点通過はネットで3時間12分37秒、5kmラップは30分10秒、ペースは6分02秒/km

エイドでの滞在時間を考慮するとキロ6分を切って走っている。折り返し区間でのペース無視が快走につながったようだ。ここからはエイドで忙しい。まず32kmで給水、本日3回目のWGHpro(ウィグライプロ)を摂取。残り約10kmとなり、タイムは3時間24分くらい。ここでサブ4.5を確信。脚が止まらなければ…。右折して、33.2kmの私設エイドの「監獄和牛」を目指す。第1回から話題となっている一口サイズのステーキを頂ける。最初の年は少し大きくて噛むのが大変だったが、2年目からサイズが小さくなり食べやすくなった。

カラダにきつさは感じていたもののペースは下げずに進む。次に目指すのは35kmの天童市スペシャルエイド、給食ポイントとしては最後だ。今年からエイドステーションの交流を始めるということで、マスカットとリンゴがあるという。エイドのテーブルに近づくと紙コップしか見えないので不思議に思ったが、紙コップを手渡されるとマスカット2粒、リンゴ一切れが入っていた。これだと走りながら食べられる。食べる量もちょうどいい。

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給食ついでにストレッチを考えていたが、止まる必要が無くなったのでそのままサイクリングロードに入る。

35km地点通過はネットで3時間41分33秒、5kmラップは28分56秒、ペースは5分47秒/km

昨年と似たような展開・ペースになってきた。トレーニング不足は何のその、充分に走ることができているではないか。

サイクリングロードは幅が狭い。そのためかエイドの間隔が離れている。38.2km地点までの約3.2kmの間、給水がない。気温が高いと辛い区間だが今年は問題なかった。携行していたエナジージェルを補給した。不要かもしれなかったが念のため。野辺山、サロマで準備していたものが余っていたのが実情。国道にまたがる橋を超えると給水ポイントが見えるが混雑している様子。なぜ?給水でペースが落ちるのは避けたいところ。と、よく見ると風船が見える。4時間30分ペースランナー集団だった。このままいけば39~40kmあたりで抜けると思った。気づけばすでに右手に網走湖。

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気持ちとしてはさらにペースを上げてと思っていた矢先、39kmの標識あたりで脚が思うように動かない。目の前にいる4時間30分ペースランナー集団が見る見るうちに離れている。他のランナーにも抜かれ、明らかに自分だけがペースが落ちている。ここにきて脚筋力終了??

我慢して我慢して我慢してペース維持を心がける。前にいる集団を抜かさなくても4時間30分は切れる。

40km地点通過はネットで4時間11分17秒、5kmラップは29分44秒、ペースは5分57秒/km

おそらく39kmから40kmまでは6分を超えていたのではないだろうか。大曲湖畔園地に入る。最後の給水ポイントは40.5km地点。あと約1.7km。粘れるか?

園地内は不整地でかなり走りにくい。途中で石を踏んでしまいよろけてしまった。一方、フィニッシュ地点に近いため、地元大学生の応援もたくさんあり、元気をもらえる。最後の踏ん張りをしてみる。41kmあたりで4時間30分ペースランナー集団に追いつきそうだった。脚が空回りの感があったが、振り絞ってみる。追いついた。抜いた。不整地コースの端っこはさらに走りにくかったが、我慢して抜いた。

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最後の直線に入って金さんとハイタッチ。あれ、走ったのかな?フィニッシュ地点手前の学生応援集団にはこちらからハイタッチしたら大いに盛り上がった。

フィニッシュタイムはネットで4時間22分56秒(手元計時)、よし目標達成。
最後のラップは11分39秒で1kmペースに換算するとなんと5分18秒/km、昨年以上の出来だ[exclamation×2]



この記事の中の写真は大会当日お会いしたY氏から提供を受けたものです。重ね重ね、どうもありがとうございました。

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