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野辺山96.7km レポート (2) [マラソン:レポート]

激坂は食べながら歩く。坂の途中に35km地点。GPSウォッチの誤差が気になりだす。36km過ぎから一気に下り坂。幅の広い道路に入るとさらにペースアップ。下り着地の衝撃を気にしつつも、ここはやはりタイムを稼ぐ。リゾートエリアを横目に見ながら車道から歩道へ。

40km地点通過、5時間02分27秒

ここにあるエイドステーションは素通り。GPSウォッチを誤って止めてしまった。ちょっと腕が交錯してボタンを押してしまったようだ。落ち着いて「再開」を押したのは10秒後だった。計測マットとエイドを通過した後は歩道に戻る必要があるが、タイミングを図りかね車道を走る。縁石ブロックに躊躇してしまう。結局、関門が見えるあたりで歩道に戻った。ふかふかの不整路で衝撃は柔らかいが筋肉には負荷がかかる。

42kmの第2関門到着は5時間10分34秒、目標プランより10分遅れ。エイドステーションの滞在時間は8分56秒

マイボトルに水を補給して再スタート。42.195km看板を超えても何も感じない。ひたすら下るだけ。途中、中部電力の水力発電と思しき水路が見える。水路といってもコンクリートに覆われているが、これを見ると長野県を走っているのだと改めて気づく。

今年は気温が低いので松原湖に入りたいという衝動に駆られることはない。左折して坂を上りきったところに私設エイド。冷たい水をもらったら氷が入っていた。ありがたい、・・・が冷たすぎたかも。螺旋のような下り坂の途中で45km地点を通過。

50km地点(第3関門)は6時間11分56秒に到着(手元の時計では6時間10分22秒だった)

IMAG0053.jpg
小海中学校脇の敷地で、今回は誘導路があった。目標プランより10分遅れ。遅れはあるがしっかりと補給を開始。手打ちそばに並ぶ。並んでいる時間はストレッチ。そばとエナジージェルを流し込み、水をボトルに入れて再スタート。エイドステーションの滞在時間は9分38秒。

IMAG0052.jpg

スタートしてから6時間20分が経過していた。次の71km関門への到着目標は9時間20分。つまりあと3時間を使って21kmを走破すれば良い。今回気象条件では楽勝かも…と感じていた。これが良くなかったかもしれない。

ゆるやかな坂を上る途中で建物の中から手を振る姿を確認できた。老人保健施設「こうみ」の2階からたくさんの人が手を振っている。大きく手を振って応える。ここからしばらくはエイドステーションの間隔が広く、例年だと暑さで体力を消耗してしまう。50km⇒54km⇒59km⇒63km⇒68km⇒71kmとなっており、この時間帯で4~5km間隔は正直なところ辛い。今年は気温は低かったものの直射日光がきつかった。42km関門のドロップバックでアームウォーマーからアームカバーに取り換えていたのが功を奏した。腕の日焼けはほぼなかった。

54kmのエイドステーションが見えてきた。そのちょっと先の交差点を見ると、すでに折り返してきたランナーが南相木に向かって走っている。エイドステーションでかぶり水と補給のあと、自販機で炭酸飲料を購入。今回は不要かと思っていたがエンデュランスベルトにコインを忍ばせておいて良かった。その後、一定距離を走って炭酸を歩きながら飲むの繰り返し。北相木村役場までに友人に会うことはなかった。

59km地点、北相木村役場に到着したのは7時間28分08秒

補給しつつトイレに並ぶ。役場建物内のトイレも開放しているようだがシューズを脱ぐ必要があったので断念。ところがいざ仮設トイレで用を足していたらお腹の調子が悪くなり…タイミングは悪くないのだが、建物内のを使えばよかったと少し後悔。改めて補給をして再スタート。エイドステーションの滞在時間は10分21秒。滞在時間が少しずつ長くなる傾向。

エイドを出て500mほど走ったところでS氏を発見、道路を横断してハイタッチ。距離にして約1kmの差、時間は休憩を考慮すると15~20分くらいか。71kmの部を完走できると確信。その数分後、「45さん!」の声に振り向いたらJUNさん。ちょっと元気がなさそう。少し嫌な予感。

60km地点通過、7時間49分58秒

例年、61kmあたりの民家で麦茶がふるまわれていたが今年は人影もなかった。

GPSウォッチは1km単位のオートラップにしていたが、このタイミングでキロ6分ペースと表示された。どう考えてもおかしい。ノンストップで走るように心がけていたが、体感的にはキロ7分ペースだ。実際の距離より先行して計測されている感じがする。今回、沿面距離モードをオンにして走っているが、平たんな道で誤差が出てくるとは思わなかった。

54kmから62kmまでは折り返し区間。すれ違うランナーがだんだんと減ってくる。折り返し区間が終わるころにはほとんどいなかった。左折して県道2号線に戻り、63kmエイドに到着。前回はしばらくここで座り込んでしまった。今回は短時間で再スタート。

68kmの南相木村役場のエイドステーションに到着、「あんころ」をもらって一休み。固形物の補給はためらわれたが一気に食べた。川沿いを進む。かなりのランナーに抜かれた。次の関門への到着目標時間には届かないかもしれない、と思い始めた。傾斜のきつい坂道が続く。71kmの部だったら無理して走るかもしれないが、この後のことを考えて無理せず歩く。S氏はこの坂をどう思うだろうか。よく考えるとコースレクチャーはほとんどしていなかった。

コースはあくまで左側通行だが、ほとんどのランナーが右側に移っていた。日陰を求めているのか惰性なのか。右に左に曲がるので差はないと思う。強いて言えば関門入口は右側だ。だが、計測ポイントは左側にある。

70km地点通過、9時間22分08秒

計測ポイントを通過してから進行方向右側に移動した。傾斜が緩くなっているので走った。

71km地点(第4関門)に到着、9時間25分53秒

この1kmを3分で駆け抜けられるはずはないので、おそらく70.5kmくらいなのだろう。右手に滝見の湯を過ごしながらエイドステーションで補給を始める。まずお白湯をお願いした。次のそば。食べている横でファイテンのマッサージクリームのサービスがあり、ちょうど空きがあったので両脚をお願いした。ドロップバッグを受け取って一部荷物の入れ替え。この後の馬越峠では必ず寒くなると思い、携帯していたシェルジャケットに加えもう1着、エンデュランスベルトに突っ込んだ。その代り給水で使っていたスクイズボトルは預ける荷物に入れた。

再スタートしたのが9時間39分57秒、エイドステーションの滞在時間は14分04秒だった。

油断していた…

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