IHI特設コース内の折り返し、おおむね中間点を通過し、11km地点に向かう途中、異変に気付く。どんどん抜かれる・・・
それまで周りのランナーとほぼ同じペースで走り、抜いたり抜かれたりは余りなかった。が、急に抜かれ始めた。まさかと思って時計に目をやると、やはりペースが落ちてる。キロ5分をオーバー。IHI敷地内から右折して国道に戻ったあたりで踏ん張ってみる。抜かれたランナーの背中を追いかけてみる。つづかず・・・
太ももの張りは感じなくなっていたが、どうも思うように動かない。脚が動かない、というより回らない、という感じ。股関節での回転がギクシャクしている感じ。そういえば、はだの丹沢水無マラソン(ハーフ)のラストもこんな感じだったっけ。「はだの」では14kmまでの上りと、その後の下りがあって気付いていなかったが、もしかして同じ状況？今思うと、「はだの」の急な下りもペースアップできなかったよな、と
12月の「はだの」はガス欠だったかも、との反省から今回はレース前におにぎりを食べてエネルギー満タンにしたつもりだったが、原因は別だったのか？どうも股関節の回転スピードが続かなくなっている。さてどうしたものやら
再度スタート地点を通過する頃には12kmを過ぎており、逆方向からトップランナーがフィニッシュに向かっている。手元の時計では1時間01分を過ぎたくらい。スタート時の時間差を考えると実際には1時間03分くらい。おそらく学生ランナーのワン・ツーを見たのかもしれない。フィニッシュ地点は大いに盛り上がっていた
そんなフィニッシュ地点を横目に見ながら13km辺りを走っていても、やはり抜かれるばかり。道路幅は広く、とても走りやすいのだがペースは落ちるばかり。新磯子町交差点を右折してしばらくすると、後方から「お疲れ様です」とAさん。あつぎマラソンでご一緒した方。レースのたびにタイムを伸ばしており、あつぎでは私が先行したものの、今回は予想通り・・・つかまりました(笑)
抜かれた直後のペースが確か5'12"/km、離されつつも少し踏ん張ってみて、その後は5'09"/kmくらい
給水ポイントを過ぎてまもなく15km地点。タイムは1時間14分33秒、5kmラップは25分39秒。前半の貯金を容赦なく取り崩している。このままだと、あと2kmほどで借金状態。残り6kmなんだから頑張れよ、と別の自分が囁くもののカラダは言うこと聞かず。その後も順調にペースを落とし、キロ5分30秒を超えるレベル。海釣り場、水再生センターと走るにつれ、抜かれるペースは早まるばかり
18km過ぎの直線コースだったと思うが、Tさんとすれ違いざまにエール交換。3度も折り返しがあるのにやっとここで会えた
19km手前で最後の給水。前半、ポカリを飲み損ねたところ。確実に青い紙コップを受け取り、しっかり補給。残り2kmだよ、と奮起する。交差点を左折、残り1kmと少し。一昨年、昨年と軽く痙攣していた辺り。今回は痙攣するほどスピードが出ていないのか。20km地点を通過。タイムは1時間42分35秒、5kmラップは28分02秒。スタート直後の皮算用ではすでにフィニッシュしているタイムか。まぁ仕方あるまい・・・
残り1kmの立て看板を通過。フィニッシュ500mくらい手前で、なすびランナーに追い付かれる。もしかしてソネブロの・・・？
タイム自体はあきらめモードだったものの、レース前日に宣言#59139;した1時間48分台は何とかしたいと思い、気持ちだけはペースアップ(実際にはキロ5分30秒台だった)
JR磯子駅前で左折、日清オイリオ敷地内でフィニッシュ。手元計時で1時間48分42秒
レース展開は不本意ながらも、今シーズン3本目のハーフマラソンでシーズンベスト。大きな宿題をもらって、今シーズン最後のハーフマラソンは終了。宿題提出は10月か？