和紙マラソン激走!?レポート（後編）：フルマラソンからウルトラマラソンへ：SSブログ

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和紙マラソン激走!?レポート（後編）　[マラソン：レポート] [編集]

気を取り直して、後編です(^^;

10kmを超えると全般的に下り傾向です。コース全体としてアップダウンは激しくもタイムを狙いやすいのは後半の特徴にあるのかもしれません。

トンネルに入ります。それほど長いトンネルではありませんが、やはり日陰になるので体感気温は下がります。ペースを上げ気味だったので寒いとまでは感じません。一方、トンネルを抜けて陽に当たるとかなり暑く感じました。陽射しに当たるとインナーシャツを着用したことを後悔しましたが、そのあとの日陰&向かい風では凍えそうな寒さもあったのでインナーシャツで正解と思った次第。体感気温の寒暖差で体力はかなり消耗したかもしれません。

13km過ぎに給水所がありここでもまたスポーツドリンクを摂取です。手前に水、奥にスポーツドリンクという配置は3カ所とも同じ。この時点ではランナーで混雑することはありませんでしたが、コース左側のダストボックスに寄ろうとすると同じく右側から寄ってくるランナーがいます。私の方から「捨てましょうか?」と声をかけ、紙コップをもらって一緒にダストボックスへ。この瞬間、3人ほど集まってしまったのでちょっとペースを上げて前に出てみました。で、そのままペースアップです。

15km地点で1:20'02"、5kmLAPは25'10"

明らかに飛ばしすぎですね。

平均するとキロ5分02秒ですが、直前の1kmは5分を切っていたかもしれません。ちょっとペースダウンを意識しつつも、いい感じで下りが続いているので、実際のところそのまま行きます。ただこれ以上のペースアップは禁物。おそらくカラダがついてきません。この時点でのイーブンペースを心がけます。

16kmを過ぎると「あと5km」の表示。距離表示はカウントダウン開始です。時計を見てフィニッシュタイムを予想すると1時間50分前後になりそう。ここで欲を出すかどうか。目標タイムは1時間55分なので、それはクリアできそう。

後半は小さなカーブが続きます。右へ左へコースを走る際、できるだけ最短距離を狙います。かなり息が上がっておりつらい状態でしたが、コース取りは思ったようにできたと思います。沿道の応援も断続的に続きます。できるだけ手を振って声援に応えます。右に左に手を振っていましたが、フィニッシュに近づくほど手を振るのが辛くなってきました。それほど応援が多かったのだと思います。

最後の給水所もスポーツドリンクです。エネルギー摂取もかねて今回はすべてスポーツドリンクです。次第に市街地に入ってきます。駅に程近いところで「あと2km」、ここで右足のふくらはぎがピクッとしました。ちょっと焦りましたが、そのまま走ります。足首を大きく返さなければ痙攣は避けられそうです。ラストスパートには踏み込む必要がありますが、ここは我慢です。

と、このあと他のランナーにどんどん抜かれます。後半はペースアップ気味だったので抜くことが多かったのですが、急に抜かれ始めました。ラストスパートするランナーが周りに多かったようです。あくまで自分との闘いなので追いかけたりはしません。足が痙攣しては元も子もありません。

交差点中央に20kmの看板を持った人が立っています。

タイムは1:45'17"、5kmLAPは25'14"

大きくペースダウンはしていません。このまま最後までいけそうです。ほどなく「あと1km」地点。今度は両足のふくらはぎがピクッとします。かなり迷いました。立ち止まってストレッチをすべきか、このまま行くべきか。どっちがどっちだ、と。ストレッチをすればそのあと思い切り走れるかもしれません。でもロスタイムは大きそう。結局、「このまま行っちゃえ」

目の前のランナーが走りながら腕や背中を伸ばしています。我に返り、私も走りながら肩甲骨周りをストレッチ。フルを走るときは定期的に行う動作ですが、ハーフではあまりやらないので失念しておりました。足が微妙な分、上半身だけでも緊張を解けたのはベターでした。

まもなくフィニッシュ。時計は1時間50分を越えました。まあ良しとしましょう。最後も何人かのランナーに抜かれます。やはり無理はしません。

101212_1257小川和紙マラソン.jpg （←私が撮ったので写っていません）