オホーツク網走マラソンレポート前編：フルマラソンからウルトラマラソンへ：SSブログ

	ブログをはじめるログイン

オホーツク網走マラソンレポート前編　[マラソン：レポート] [編集]

スタート地点は網走刑務所の正門前。

9時スタートの20分前に整列終了でCブロックに待機。スタートを前に金さん、ワイナイナさん、網走市長が挨拶するが、Cブロックからは音だけ。残念。

9時号砲。正門前でワイナイナさんにハイタッチ。鏡橋を通過して一般道へ。国道39号線。

トレーニング不足もあり、正直なところフルマラソンを走り切れる状態ではないため、ペース目安はキロ7分。フィニッシュ目安は4時間55分。6月のサロマ湖100kmでの「42.195km地点通過タイム 4:54'39"」だけは上回ることだけを決めてスタート。

最初のペースはキロ約6分。早々にオーバーペース。2km到達前に同級生Kくんに追いつかれる。彼はDブロックスタートだが、8月の北海道マラソンを走っており、足の調子もまずまずの様子。フルマラソンのレースを並走するのは初めて。

網走駅前を通過して左折、住宅街と思しき場所で「45さん!!」と声をかけられる。「えっ」と思って視線を向けると、SNS経由で知り合った同郷（訓子府町）のMさん。「はじめまして!!」とハイタッチ。ご近所だったようです(^^;

3km付近で左折。コーナー付近で一眼カメラで撮影している姿に見覚えが…。今日、おそらくAブロックからスタートしているはずの高校の後輩。声をかけると振り向いてくれて、何枚も写真を撮ってくれた。後で聞けば諸般の事情で走れなかったので応援に回っていたとか。

3.3km付近に私設エイド。なんと鉄砲汁（てっぽうじる）、カニの味噌汁が振る舞われている。おそらく花咲ガニ？と思ったら、「イバラガニ」とか。

さすがにスタートしたばかりでおなかはすいていないのでパス。写真だけでごちそうさま。

コース右側に広がるオホーツク海。前方に見える二ツ岩。子供のころの数少ない遊泳の思い出。ほとんど遊泳禁止だったような記憶。

5km通過、30’12"、・・・速すぎ(笑)

こんなスピードで走るのは3月の板橋Cityマラソン以来。3月以降はウルトラモードでこんなスピードは出していないし、サロマ以降はそんなスピードを出せるカラダではなかった(^^;
レース本番になっていきなりこんなペースで走ってはいけません！

給水はスポーツドリンクと水。スポーツドリンクの中味は…よくわからず。

まもなく今回のコース中、最難関の急坂（激坂）、と思っていたら後方から騒ぎ声。なんとワイナイナさんが猛追。最後尾からごぼう抜きと聞いていたが、予想以上の速さ。追い抜く際、肩か背中を叩いて過ぎ去ったため、気づかなかったランナーはかなり驚いた様子。私は何とかハイタッチで

登り坂でKくんに離される。想定通りといえばその通りだが、ちょっと悔しい（この色気がいけない）。このあと数回、アップダウンが続いたが、登りで離され下りで追いつくの繰り返し。ある意味、疲労蓄積パターン。野辺山ウルトラでも似たような走り方をしたが、元々のペースが違うし、体調・体力も異なる。今思うと、今年は5月がピークだったと思う…。

7.5km地点ではスポンジ。網走のこの時期にスポンジは不要かと思っていたが、スタート直後からの日差しで夏モード。スポンジは大いに役立った。このあと、おおむね2.5kmごとに「元気エイドステーション」があり、給水・給食とスポンジの繰り返し。つまり、給水・給食は約5kmごとの展開。

コース図では海岸を走るイメージだが、実際は山あいの道を走る。コースのアップダウンを真正面から向き合っている感じ。

10km通過、1:01'36"、(5km Lap 31'24")

やっぱり速いよなぁ、と思いながらKくんと並走。彼は調子良さそう。このままのペースだとサブフォーならずとも4時間台前半のペース。

コースはさらに山あいに。この後は能取（のとろ）岬を目指す。

12.5km辺りで右折。折り返しランナーとすれ違う。てっきりワンウェイコースと思い込んでいたので、この擦れ違い区間は（個人的には）サプライズ。タイミング次第で仲間と会えるから。

能取岬に向かっての下り坂。またまた離されたKくんを追いかける。と、反対側のコースから「飛ばしすぎないでね」と大声で走るランナーはワイナイナさん。思い切りハイタッチ。左手が痛い。

真正面に能取岬と海が見える。自分としてはこの景色が今回の一番のお気に入り。参加して良かったと思った。来年はどうする、とも考えた(笑)

14.4km地点は第1関門でもある。大きなエイドステーションがあり、駐車スペースもある。関門設置場所に納得。

そのエイドステーションは復路側にあるので、一度通り過ぎて灯台のあるエリアへ。強引にコース設定したのがありありとわかる。砂地を走ったかと思えば、そのまま草地へ。三角コーンと誘導でコース設定しているが、少なくとも公認コースにはなりえないような通路？

とは言え、岬の先端を走るのは快感。ちょっと見下ろすと断崖絶壁。オホーツク海の波しぶきが見える。ほとんど観光気分。

岬の先端をぐるっと回って戻ってくるとエイドステーション。芋だんごをいただく。もう一個もらえば良かったかな。

岬エリアを出ると登り坂。ここでもやはりKくんに離される。その背中を追いかけていると誰かとハイタッチ。Sさんです。ほどなく私もハイタッチ。順調の様子。追いつかれるかな？

15km通過、1:31'54"、(5km Lap 30'18")

あっ、ペース上がってるし

登り切ったところで右折。ランナーとの擦れ違いはここで終了。奇しくもここから下り坂。

下り坂でペースを作り直してKくんを目指す。トンネルに入る辺りで合流。後で聞いたら、ここで「45くん、さすが」と思ったとか。いいえ、そんなことはありません。単に飛ばしすぎ(^^;

確かトンネル内で17km地点を通過。トンネル内にも関わらずGPSウォッチは正しく17kmを通知。それまで100m弱ほど先行していた距離表示が、トンネル内で戻った感じ。トンネルではストライド計測なのでその誤差がたまたまうまく釣り合ったのか。ちなみに全長1030m。GPSウォッチの地図では完全にロストしてる。