サロマ回顧録その二 [マラソン:レポート]
ウルトラマラソンに限らず「何とかする」気持ちで臨むはずが、「何とかなる」という甘い気持ちがあったかもしれません。5月の野辺山100kmでも気象条件をみて楽勝と思ったのが運の尽き…だったように思います。今回のサロマもそんな甘えが出ていたのかな、野辺山であれだけ苦しんだのに…。
■手ぬぐい
装備に関しては悲喜こもごもでしたね。いつもどおり洗濯ばさみに日本手ぬぐいをぶら下げていたのは、急に暑くなった時に大活躍でした。35kmのエイドステーションで氷をもらって手ぬぐいで包み込んで、そのまま首に巻いていました。後頭部より少し下の部分を冷やしたまま走ることができました。43km地点でも氷をゲットしましたが、少し気温が下がっており冷やし過ぎの感がありました。
■防水グローブ
昨年のサロマでの経験を踏まえ野辺山前に用意した登山用の防水グローブ。今回は54.5kmのレストステーションに用意していました。レストステーション到着前に雨が降り出し、急に気温も下がってきたので、迷わず装着。ファイントラックのインナーグローブ、オホーツク網走マラソンのグローブ、そしてモンベルの防水グローブと3枚重ね。シェルジャケットと相まって、とても暖かかったですね~。残念ながらその状況は約5.5kmしか味わえませんでしたが…。
■シェルジャケット
スタート時の気象条件から判断して防水グローブと一緒にレストステーションに送りました。結果としてこの判断はあまり良くなかったかもしれません。50km前後では肌寒く感じる場面もあったので、レストステーション前に使いたいと思ったのも事実です。今回の場合はエンデュランスベルトの後ろに引っ掛けておくべきでした。野辺山の時と同じように…
■スクイズボトル
400ml のスクイズボトルをエンデュランスベルトに入れてスタートしていました。最初は空のままです。当初は気温も低かったのでエイドステーションでの給水で用が足りていましたが、30km以降は急に暑くなったので慌ててスクイズボトルを使いだしました。
反省点としては30kmのエイドステーションでボトルに水を入れなかったこと。体調不良もありそこまで考え及ばなかったのが本音ですが、35kmのエイドに着くまでに日差しが強くなってきたので「しまった」と思った次第。せっかくボトルを持っているのに中味がない…。
運が良いと思ったのが35kmのエイドステーションの位置が変更になっていたこと。道路が一部新しくなっており、それに伴ってエイドの位置が500mほど手前になっていたんですね。昨年までは35.5kmくらいでしたね。ちなみにサロマでは大会プログラムに5kmごとの給水ポイント設置の旨、説明があると思いますが、実際の設置位置はそれほど精緻ではありません。かなりずれてます。
手ぬぐいには氷、スクイズボトルには水と氷で暑さをしのぐことができました~。
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私も楽勝で(45さんは)完走だと思ってました…。
でもこんなこともあるんですね。。これがウルトラ?
来年もその先もあるもんね。体調は大丈夫ですか??
by liang (2018-07-04 07:20)
◆ liang さん
身に余るお言葉ありがとうございます。
リタイア後に暖かいところでぐっすり寝たらおおむね元気になりました…、あ~あ (^^;
by Mr45 (2018-07-05 00:36)